14 — CLAUDE.md でルールを教える
CLAUDE.md — 毎回読まれる、プロジェクトの約束ごと
同じ注意を毎回打つのは面倒です。CLAUDE.md に書いておけば、起動するたびに自動で読まれます。「ビルドはこのコマンド」「main ブランチに直接変更を送らない」——一度書けば、ずっと効くプロジェクトの約束ごとです。
まず /init で作る
自分でゼロから書かなくて大丈夫。プロジェクトの中で /init を打つと、中身を読んで下書きを作ってくれます。
claude
> /init
プロジェクトを解析して CLAUDE.md を作成しました
あとは、できたファイルに自分のルールを足していくだけです。
どこに置くか
| 置き場所 | 効く範囲 | 書くこと |
|---|---|---|
./CLAUDE.md | このプロジェクト(チームで共有) | ビルド・テスト・命名・構成 |
~/.claude/CLAUDE.md | 自分の全プロジェクト | 個人の好み・書き方の癖 |
./CLAUDE.local.md | このプロジェクト(自分だけ・共有しない) | 手元だけの設定・テスト用データ |
書き方の例
むずかしく考えず、箇条書きで十分です。「やってほしいこと」と「やってほしくないこと」を分けると効きます。
CLAUDE.md
# ビルドとテスト
- ビルド: npm run build
- テスト: npm test
- コミット前に必ずテストを通す
# コードの書き方
- インデントは半角スペース2つ
- 関数には短い説明コメントを付ける
# やってほしくないこと
- main ブランチに直接コミットしない
- 確認なしに push しない
効いているか確かめる
ちゃんと読まれているか不安なときは /memory。いま読み込まれている CLAUDE.md を確認・編集できます。書いたのに効かないときは、置き場所か書き方を見直します。
禁止事項こそ書く価値がある
「これだけはやらないで」を1行書いておくと、暴走の芽を先に摘めます。消してほしくないデータ、触ってほしくないファイルなど、こわい所ほど明文化しておきます。