01 — なぜターミナル
なぜターミナルを覚えるのか
AIエージェント(Claude Code・Codex・Cursor など)は、結局ターミナルを動かしているだけです。中で何が起きているか読めないと、返ってきた結果が正しいか判断できず、すぐ迷子になります。だからまずターミナルです。
AIエージェントがやっているのは、これ
あなたが日本語で頼むと、AIエージェントは裏でターミナルのコマンドを順に実行しています。たとえば「Documents の中に notes を作って、今日の空ファイルを置いて」と頼んだとき、AIが裏で進める画面は次の4コマです。
1
Documents に移動する
zsh — ~
~ % cd Documents
Documents %
2
notes フォルダを作る
zsh — Documents
Documents % mkdir notes
Documents %
3
notes の中に入る(プロンプトが変わる)
zsh — notes
Documents % cd notes
notes %
4
今日の空ファイルを置く
zsh — notes
notes % touch 2026-06-03.md
notes %
読めないと、何が困るか
ターミナルが少し読めれば、肩越しに見て「合っている/違う」が分かります。読めないままだと、次の3つが起きます。
- エラーが出ても意味が分からないので、対処のしようがない。
- 別の場所を触られても気づけないので、意図しない変更が積み上がる。
- 「できました」を自分で検証できないので、AIの言葉をそのまま信じるしかない。
覚えるのは、5つだけ
このサイトで扱うコマンドは5つです。これだけで、AIエージェントの動きの大半は追えます。
pwd
いまどこにいるか確認する
現在の working directory(作業場所)をフルパスで表示します。
ls
ここにあるものを一覧する
現在の場所にあるファイルとフォルダを並べて見せます。
cd
別の場所に移動する
プロンプトが変わります。移動したしるしです。
mkdir
新しいフォルダを作る
指定した名前のフォルダを現在の場所に作ります。
touch / ni
空のファイルを置く
Mac は
touch、Windows は ni。中身は空のファイルを作ります。
1つずつ、画面の変化つきで確認できます。→ 5つのコマンド
このサイトの約束
説明は最小限、画面はコマ送りで山ほど並べます。横に開いて、自分のPCで打ってください。